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リフォームで住まいの環境を改善する
大手メーカー初期の鉄骨造の家です。
リビングに床暖房を設置しました。

一般的には、
床暖房の床材は熱で狂わないように
ウレタン塗装の合板フローリングを
熱に強い合成樹脂系接着剤で貼りつけます。
温度が上がった場合、塗装や接着剤からの
揮発性有機化合物(VOC)が部屋に出てきます。

床暖房でかえって健康を損ねることのないよう、
薬品処理をしていない、栗の無垢材を使いました。

仕上げはドイツ・ブレーマー社の
天然オイルと蜜蝋ワックスを塗っています。


WCを大きくして、手洗いカウンターをつけました。
手水鉢は一つ一つ手作りなので2つと同じものがありません。

壁は汚れやすい腰までを杉板、
上は黄土を混ぜた貝灰しっくい。

できるだけ可塑剤の含まれるプラスチックを使わないため、ペーパーホルダーやタオル掛け、コンセントカバーもステンレスなどの金属を使います。